【アフィリンク無し】おすすめのカメラバッグを本気でレビューします

REVIEW

心からおすすめしたいカメラバッグ(バックパックタイプ)の魅力やおすすめする理由を、実際に使用して感じた正直な感想と合わせてまとめてみました。アフィリエイトリンク一切無しのガチレビューになっていますので、安心して(?)お読み頂けたらと思います。

最初に結論、言っちゃいます。

今回ご紹介するおすすめのカメラバッグは、Peak Design(ピークデザイン)のEVERYDAY BACKPACK(エブリデイバックパック)です。これまで数々のカメラバッグを使用してきた私ですが、断言します。 カメラバッグに悩んだらエブリデイバックパックを選びましょう。

鼻息も荒く冒頭から断言かましたところで、早速その魅力やおすすめする理由についてお話していきたいと思います。

なぜ「エブリデイバックパック」なのか

これだけたくさんのカメラバッグが販売されている中、なぜピークデザインのエブリデイバックパックを選ぶのか。それは「やさしさ」と「安心感」にあふれたカメラバッグだから。まるで理想のお母さんみたいな形容ですが、実際そんなバッグです。(どんなだ)

エブリデイバックパックの「やさしさ」

バッグの話してるのに「やさしさ」って何やねん!と思われてしまうかもしれませんが、「ここがこうなってると良いんだけどな」と思うものがことごとく満たされているんですよね。控え目な心配りとでも言うべきか。実にやさしい。まるでアラフォーの心を吹き抜けていくうららかな春の風のようなやさしさ。

ポエムみたいなことばかり言われても困ってしまうでしょうし何より気持ち悪いと思うので、いくつかその実例を写真とともに見ていきましょう。

エブリデイバックパックはとてもスマートでカメラバッグだとは思えないような美しさも兼ね揃えています
エブリデイバックパックはとてもスマートでカメラバッグだとは思えない美しさも兼ね揃えています 。

やはりまずはこのルックス。カメラバッグ然とした見た目のバッグが多い中、エブリデイバックパックのルックスはやっぱり頭ひとつ抜けているように感じます。私が使っているのはエブリデイバックパックの30L(一回り小さい20Lサイズも展開されています)なので一見すると少し大ぶりなバックパックに思えるのですが、やや丸みを帯びたデザインと絶妙なサイジングのおかげで、実際に背負ってみると意外なほど収まりが良いです。

四角くてゴツゴツとしたカメラバッグとは違って、柔らかい印象を与えてくれるバックパックになっているので、威圧感なども皆無。 このあたりにもエブリデイバックパックのやさしさを感じてしまいます。 色味も秀逸ですよね。私が使っているチャコール以外にも、ジェットブラック・アッシュ・ヘリテージタンの3色が用意されています。いずれも嫌味のないカラーリングです。本体カラーに合わせる形で内装や部分装飾もそれぞれ違うパターン・色が使用されています。

エブリデイバックパックは全4色。内装や装飾部のパターン・色がそれぞれ異なる。
エブリデイバックパックは全4色。内装や装飾部のパターン・色がそれぞれ異なる。

続いてのやさしいポイントはショルダーベルトについて。大抵のバックパックはショルダーベルトがしっかりと固定されていて、チェストベルトやウエストベルトなどでバックパックを身体に密着させることで負荷を分散させるようになっています。一方、エブリデイバックパックはショルダーベルトを固定するのではなく、フレキシブルにその角度を変化させることで身体との一体感を得られるように設計されています。

エブリデイバックパックはスイング式のショルダーベルトを搭載しています
エブリデイバックパックはスイング式のショルダーベルトを搭載しています。

ハンドル部分を手で持って持ち上げるとズッシリその重みを感じるような状況でも、背負ってみると意外なほど軽く感じられるのもこのスイング式ベルトのおかげだと思っています。バックパック自体の重量も大切ですが、それと同じくらいショルダーベルトと身体のフィッティングも大切だなと、改めて思わされました。ひとつひとつは小さなことですが、使う人のことをとことん考えて作られているんだなと感じます。

実際に使う人のことを考えて作られている、という点ではこちらも注目すべきポイントです。
3枚付属するパーティションプレート(ディバイダー)で主気室を自由に区切って使用することができるエブリデイバックパック。左右のサイドファスナーからのアクセスが基本となりますが、トップ部をあえてフラップのみとすることで、大きな開口部からバッグの中を一望することが可能となっています。

トップの開口部はとても広く、大きな物であっても容易に出し入れできる
トップの開口部はとても広く、大きな物であっても容易に出し入れ可能。

確かに、収納するものをしっかりと保持するという点ではトップ部にもファスナーなどを用意すべきなのかもしれませんが、小物などの脱落は防げる一方で、収納したものの取り出しにはどうしても手間が掛かってしまいます。エブリデイバックパックはあえてこの部分を簡略化することで、劇的なまでに使い勝手を向上させています。

購入するまでは、トップフラップ部に生じる隙間にやや不安を感じていたのですが、実際に使ってみると全く気にならないどころか、なぜ他のバックパックもこのスタイルを採用しないのだろうかとさえ思ってしまいました。サイドファスナーの使い勝手にばかり注目されがちなエブリデイバックパックですが、使って驚く快適さはこちらの方が上かもしれません。

私の場合は、トップからすぐにアクセスできる気室にはジンバル(ZHIYUN WEEBILL LAB)を収納していましたが、前述の通り開口部がとても広く取られていますので、レンズを装着した状態のメイン(サブ)カメラを収納することも十分可能です。望遠レンズを装着したままでも楽に出し入れすることができるでしょう。

ジンバルなどを持ち運ばない方であれば、メインカメラをトップから入れてしまうのもアリです
ジンバルなどを持ち運ばない方であれば、メインカメラをトップから入れてしまうのもアリです。

エブリデイバックパックの「安心感」

カメラバッグである以上、安全・確実にカメラを運搬できるかどうかが最大のポイントとなるのは間違いないですが、その点においてもエブリデイバックパックは非常に優秀です。

付属する肉厚なパーティションプレートは収納したものをしっかりと保護してくれますが、それはまぁ他のカメラバッグにも当然言えることですので、エブリデイバックパックだけの安心ポイントとは言えません。バッグ自体の縫製レベルや保護性能も、ここであえて触れるほどのことではありません。(いずれも十分すぎる出来であることは確かですが)

今回注目したいのはそこではなく、他のカメラバッグ(バックパックタイプ以外も含む)では得てしてないがしろにされがちなサブポケット(サブ収納)の完成度と、防犯面で有効な細部のデザインです。

サブポケット(サブ収納)の完成度

稀に、到底カメラバッグとは呼べないレベルのものも存在しますが、名の知れたメーカー・ブランドのバッグであれば、その保護性能において一定の水準は満たされていると言えます。誤解を恐れずに言うならば、一定以上の保護性能は「過剰」です。

もちろん保護性能が高いに越したことはありませんが、カメラバッグに入れているからといって、好き好んで不安定な場所にバッグを置いたり、乱暴に放り投げたり、乱雑に扱ったりする人はいませんよね。バッグに入れていても基本的には大切に扱います。そう考えるならば、ある程度の保護性能が備わっていさえすればどれを選んでも構わないということになりますし、実際どれを選んでも不足はありません。

実を言うと、カメラバッグを「性能」で選ぶ時に注目すべきなのはメイン収納の保護性能ではなく、サブ収納やサブポケットの使い勝手や完成度なのです。この点においてエブリデイバックパックは非常に優秀なバックパックでした。先ほどと同じく写真を使ってご紹介していきます。

まずはバックパックの両サイド裏に設けられた大きなサブポケット。いずれもファスナーを開閉することでアクセスできます。ポケット内は左右で微妙に異なっており、それぞれ違うサイズの小物ポケットが用意されています。

両サイド裏に用意されたサブポケット。それぞれに用意された小物ポケットは左右でやや異なる。
両サイド裏に用意されたサブポケット。それぞれに用意された小物ポケットは左右でやや異なります。
こちらのサブポケットには、3つの小物ポケットが用意されています。
こちらには5つの小物ポケット。予備のSDカードや各種コードなど、より小さいものの収納に適しています。
こちらには5つの小物ポケット。予備のSDカードや各種ケーブルなど、より小さいものの収納に適しています。

いずれのサブポケットも伸縮性のある生地が採用されていて、厚みのある物や特殊な形状の物であってもしっかり保持してくれます。機材としても、小ぶりなコンパクトデジカメ程度であれば難なく収めることができます。生地自体も柔らかく余計なストレスを与えないものが選ばれていますので、収納した物に傷が入ってしまうなどという心配もいりません。

サブポケットの外面はサイドポケットになっています。ペットボトルはもちろんのこと、ある程度の深さもありますので、各種ポールやトラベル三脚など長尺物の収納にも適しています。同社(ピークデザイン)製のアンカーを接続できるハウジング付きケーブルも付属していますので、サイドポケットと合わせて活用したいところ。

ピークデザインのアンカーを接続できるハウジング付きケーブル。サイドハンドルに取り付けました。
サイドポケットには長さのある三脚も収納可能。サイドポケット内に固定ベルトも用意されています。

またバッグ下部には、バックパック外面にシェルフやヘルメット、不要になった上着などを取り付けることのできる固定ベルトが用意されています。使用頻度はさほど高くないにせよ、万が一のケースにも対応できるように設計されていること自体が評価できます。

バックパック外面の下部
バックパック外面の下部には…
マグネットで閉じられたベルトポケットが用意されています
マグネットで閉じられたベルトポケットが用意されています。
固定ベルトを引き出して…
フック付きの固定ベルトを引き出して…
外面に用意されたループに接続すれば即席の固定ハーネスに。 ループは上部と下部に2箇所ずつ用意されています。

細かく見ていけばもっとたくさんの小技が効いているエブリデイバックパックのサブ収納。バックパックタイプに限らず様々なカメラバッグを使ってきましたが、これほど機能性がブラッシュアップされたカメラバッグはひとつとしてありませんでした。痒いところに手が届きすぎ。痒くなくても痒く思えてくるレベル。(褒めてるつもり)

防犯面で有効な細部のデザイン

話を戻して、エブリデイバックパックの安心感、その2つ目のポイントは防犯を意識したデザインになっているということです。日本国内ではあまり意識されにくいですが、海外を回る時などは手荷物の管理がシビアな問題となります。両手がフリーになるという最大のメリットがバックパックにはある訳ですが、絶対の死角であるところの背中に背負うものですので、混雑した中でそっとファスナーを開けられて中の物をそっと拝借されるということが容易に発生します。かく言う私も幾度かその被害に遭いました。

そんな中でこちらのエブリデイバックパック。サイドファスナーの引き手をループ状のベルトに変更することで、その被害を未然に防ぐ助けとなってくれています。もちろん完璧とは言えませんが、通常のファスナーと比べれば効果は一目瞭然。被害に遭ったことのある私なので言いますが、これ、ホントにありがたい!

サイドファスナーの引き手となっているベルトは、背面側のループに繋ぎ止めることができます。

仕組みとしては簡単なものですが、機材を持って海外にも行く予定がある方・いつかは行きたいと思っている方であれば、このポイントだけでもエブリデイバックパックを買うメリットになり得ると思います。もちろん、人の多い場所では背中で背負うのではなく体の前面で背負うようにするのが理想ですが、さらに一ひねり、こうした対策が取れていると海外でも安心して機材を持ち歩くことができるはずです。

エブリデイバックパックの魅力

エブリデイバックパックの「やさしさ」と「安心感」についてお話してきましたが、そういったポイントを踏まえた上で、カメラバッグとしての本来的な機能も損なわれていないというのがエブリデイバックパックの何よりの魅力かなと思っています。 必要な機材を必要なだけ入れることができる容量、保護性能、そしてバッグ自体の頑丈さ。そのいずれについても、しっかりとしたレベルが保たれています。

このあたりの品質にはピークデザイン自身もかなりの自信を持っているようです。その証拠に、ピークデザインのカメラバッグはすべてLIFETIME WARRANTY(生涯保証)となっています。ファスナーが壊れても、生地が破れてしまっても対応可能。恐るべしピークデザイン。(※保証を受けるにはピークデザインのオフィシャルサイトから購入する必要があるなど、一定の条件がありますのでご注意ください)

エブリデイバックパックの問題点

良いことずくめのエブリデイバックパックですが、残念ながら、唯一とも言える問題点がひとつだけ存在します。
しっかりとした製品レベルになっていること、その代償としてバックパック自体の重量が嵩んでしまっていることです。トレードオフとして仕方の無い部分だとは思いますし、問題点というべきではないのかもしれませんが。

実測でおよそ2.0kgのバッグ本体。カメラ本体1つにレンズを2本追加する程度であればさほど問題にはなりませんが、例えば飛行機で海外を移動する時など、機内持ち込み荷物の重量の上限が7kgに制限されていることがあります。日本国内でいうところのJALやANAのような、いわゆるレガシーキャリアであれば機内持ち込み荷物も10kgまでとなっていて比較的余裕がありますが、東南アジア諸国内を飛ぶLCC(そもそもLCCしか飛んでいない国もある)などは7kgに制限されていることが多かったりします。

預け荷物としてスーツケースの中に替えのレンズやサブ機を入れてしまえば済む話ではあるのですが、預けた荷物がそっくりそのまま返ってこないこともザラにあるのが海外です。すべては自己責任の世界。ストロボや三脚がロストするくらいならまだどうにかなりますが、カメラ本体やレンズがロストした日には、朝から晩まで酒を飲むしかありません。お手上げです。(それはそれで楽しそうですが、今はそういう話じゃない)

なので、できる限り大切な機材は手荷物として持ち込みたい。そこでネックになってくるのがバッグ本体の重量という訳です。本体重量がすでに2kgですので、その中に搭載できる機材は5kgまで。あ、いま、5kgあれば余裕じゃんって思いました?思っちゃいました?
そう思っていた時期が私にもありました。5kgを甘く見ない方がいい。

実録:エブリデイバックパックの活用例

すっかり長くなってしまいました。
最後の最後にエブリデイバックパックの悪いところをお話して、そのまま今回の記事の幕を引こうとしている罪深い私ですが、ご安心ください。海外に機材を持って行くことを想定して、実際に機材を詰め込み、実際にLCCを使って移動してみましたので、エブリデイバックパックの活用例として次回の記事でそのあたり詳しくご紹介したいと思います。

これからカメラを持って海外へ行こうと考えている方、エブリデイバックパックが良いと聞いたんだけど実際どれくらい物を入れることができるんだろうと不安に感じている方、暇で暇で仕方なくて何でもいいから文字が読みたいと思っているおかしな方にぴったりな記事になっていますので、ぜひこちらも合わせて読んで頂けると嬉しいです。

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