海外旅行に持って行くべきカメラ・レンズの選び方

【これで準備OK】海外旅行に持って行くべきカメラ・レンズの選び方

by えこ
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スマートフォンでも綺麗な写真や動画が撮れるようになったけれど、やっぱり旅の思い出は「綺麗に」「おしゃれに」残したいもの。海外ともなればカメラは欠かせないマストアイテムですよね。問題は、どんなカメラ・レンズを持っていくべきなのか。その悩み、&REVIEWが解決します!(めちゃくちゃ長いです、ごめんなさい)

旅行の時のカメラ選び

旅行に行くことが決まると、それまでの間もついつい旅行のことを考えてしまったり、旅先の情報を調べてしまったりしますよね。どこに行こう・何を食べようなど、楽しみは尽きません。ここに行ったら写真を撮って、できれば動画にも収めておきたいななんて思ったりもするでしょう。行き先が海外ともなれば尚更かもしれません。

そうこうしている内に、やがて足を踏み入れてしまうのです。「旅行カメラ」という迷宮(ラビリンス)に。
「スマホもあるけど、せっかく行くならちょっといいカメラで撮ってみたいなぁ」
この言葉を最後に、行方知れずとなった人のなんと多いことか…

そんな、旅行カメラ迷宮の迷える子羊ちゃんとなってしまったあなたの手をそっと引こうというのが今回のテーマ。「旅行にはどんなカメラを持って行けばいいんだ!」と叫ぶあなたを、同じ迷宮を何度も彷徨い歩いてきた瀕死の子羊として沼のさらに奥深くへと上手にご案内しますので、しばしお付き合いください。

そもそも「旅行向きのカメラ」とは

一言で「旅カメラ」「旅行に最適なカメラ」といっても、厳密に定義付けることは簡単ではありません。そもそも「旅行(の目的)」自体が人それぞれで違っていますので、自ずと「選ぶべきカメラ」も変わってきます。

アクティブに行動する旅であればGoProやOsmo Actionのようなアクションカメラがサイズ面・機能面の双方からも適しているかもしれませんし、のんびりと周遊するような旅行であれば一眼レフに代表されるようなレンズ交換式のカメラが適しているかもしれません。何気ない旅の様子を動画として残していきたいなと思うのであれば、SONYのハンディカムのような強力な手ぶれ補正機能を搭載した高画質ビデオカメラがぴったりかもしれませんね。

使いたいカメラ全部まとめて持って行けばいいじゃん

だったら使いたいカメラ、全部まとめて持って行けばいいんじゃない?って思いますよね。確かにそれが一番です。けれども多くの場合そんなにうまくは行きません。

あれも使いたいこれも使いたい!と使いたいカメラは次々に候補に挙がりますが、片っ端から買い揃えてしまってはお金がいくらあっても足りません。それに、そんなにたくさんのカメラを持って行ってしまうと撮影することばかりに気が取られてしまって、旅行自体を楽しむ余裕が無くなってしまう恐れもあります。

そして、そんなにうまくは行かないと言った最大の理由がもう一つあります。それは…

「機内持ち込み制限」という壁

「機内持ち込み荷物」という言葉、誰しも一度は耳にされたことがあるかもしれません。そうです。飛行機に乗る際、手荷物として持ち込める荷物のことです。

自分で持てるサイズの荷物なら手荷物として持ち込める、なんて、そんな甘いことを考えていた頃が私にもありました。もちろん、そんな甘い話など存在しません。飛行機に乗る以上、厳密に決められたルールに従う必要がありますし、この「機内に持ち込める手荷物」にも厳密なルールが定められています。

そもそも持ち込むことができないもの。持ち込める数が決められているもの。持ち込める量が決められているもの。そして、持ち込むことができる荷物の「総重量」がしっかりと設定されています。

そうです。この「機内持ち込み荷物の重量制限」こそが、使いたいカメラ全部まとめて持って行くことを阻害する最大の原因です。

「7kg」の壁

じゃあこの「機内持ち込み荷物の重量制限」は一体どれくらいなのか。それは、利用する航空会社によって異なります。

日本の航空会社で言うところのANAやJALといった「レガシーキャリア(フルサービスキャリア)」と呼ばれる大手航空会社の飛行機であれば、多くの場合「10kg」に設定されています。「身の回り品」とされているもの(ハンドバッグや傘など)と「手荷物」とされているもの(バックパックや小型のスーツケース、ボストンバッグなどに収納された荷物)の「合計重量」が10kg以下であればOKです。

※注意:重量が制限以内に収まっていたとしても荷物の個数がたくさんある場合は制限の対象となってしまいます。大手航空会社であっても、基本的には「身の回り品」以外に持ち込める「手荷物」の数は1つまでとされていますので注意が必要です。

一方、ジェットスターやピーチアビエイションなどのような「LCC(ローコストキャリア)」と呼ばれる格安の航空会社の飛行機の場合は、「7kg」に設定されていることがほとんどです。先ほどお話ししたのと同じように、こちらも「身の回り品」と「手荷物」の「合計重量」が7kg以下である必要があります。

「なるほど、それじゃあANAとかJALの飛行機に乗ればいいのか。その方が制限も緩いし、色々持って行けるよね」と思いましたか?その通りです。LCCに比べれば運賃は高くなってしまいますが、LCCよりも3kgも余計に持ち込むことができます。ただしそれは「大手航空会社が運行していることが前提」です。

世界は驚くほど広いもの。大手航空会社が運行しておらず、LCCしか飛んでいない路線も決して少なくありません。「大丈夫だろうと思って搭乗口までたどり着いたものの、荷物の重量を計測されて飛行機に乗り込むことができなかった!」なんてことになったらそれこそ一大事。慣れない異国で途方に暮れてしまうかもしれません。

あくまでも私個人の考え方にはなりますが、飛行機を使う旅に出る時の手荷物(バックパックなど)の重量は「7kg」を上限として考えておくことをおすすめします。

「7kg」ってどれくらい?

「7kgの手荷物…どれくらいの量の荷物で7kgになるのかあんまりピンとこない」という方のために、7kgの手荷物がどれくらいなのかを写真でお見せしたいと思います。ってことで、ドン!(ドン…?)

7kgの機内持ち込み荷物の例
実際に私が7kgの制限内で機内に持ち込んだ手荷物の例

「え、たったこれだけで7kgになっちゃうの?!」と感じるか「あっ、意外と持ち込めるじゃん」と感じるかは人それぞれだとは思うのですが、個人的には7kgの重量制限はホントあっという間に超えちゃうという印象。

ちなみに上の写真にはバッグが写っていませんが、このサイトでもレビューしたピークデザイン(Peak Design)のエブリデイバックパック(EVERYDAY BACKPACK)に入れて持って行きました。エブリデイバックパックの重量が約2kgなので、上の写真に写っているものだけでカウントすると合計5kgです。

「預け荷物」として預けちゃえばいいんじゃない?

「うっかり忘れるとこだったけど、飛行機って荷物を預けることもできるよね?機内に持ち込むんじゃ無くて預けたらいいんじゃない?」って思いましたね?鋭い!仰る通りです。飛行機には「機内持ち込み荷物」の他に「預け入れ荷物」という区分が存在します。そしてこの預け入れ荷物の重量制限はかなり緩いです。

例えばANAだと、国内線の場合で合計20kgまで預けることができます。さらに合計20kg以内であれば預ける個数はいくつでもOK!ヒュー!太っ腹ぁ!国際線の場合は預けられる荷物の個数が2個まで制限されちゃうけど、1個あたりの荷物は23kgまでOK!ヒュー!国際線も太っ腹ぁ!

(※ただし預ける荷物のサイズは、3辺(縦・横・高さ)合計で203cm以内に収まっている必要があります)

けれどもこれがLCCとなると話は変わってきます。預け入れ荷物は別途追加料金を支払う必要あり。料金は航空会社によって異なりますが、ANAのように20kgほどの荷物を預けようとすると4000~6000円ほど必要になります。でもまぁお金さえ払えば預かってもらえることは確か。

「ほらね!7kgの壁とか言ってたけど最初から預ければいいんじゃん。もっと頭使おうよ笑」って思った方。

甘い!!!親の敵のように甘いと言わざるを得ません。(調子に乗りましたごめんなさい許してください殺さないでください)

日本国内の旅行ならばそれほど不安に思うことはないかもしれませんが、手荷物として持ち込む荷物に比べ、預け入れ荷物は予期せぬアクシデントに見舞われる可能性が著しく高いです。荷物を預ける際、航空会社のスタッフさんから「カメラなどの壊れやすい物や貴重品は含まれていませんか?」と必ず尋ねられます。破損する可能性がありますよ!ということを伝えてくれているんですね。

海外になるとアクシデントの可能性はさらに高まります。冗談なんかじゃなく本当に大きなゴミ袋を放り投げるような感じで荷物を積み下ろす扱いをされたりします。繊細な部品がたくさん詰まったカメラが入っていようが何だろうがお構いなしです。そしてさらに盗難のリスクも加わります。ちゃんと空港カウンターで預けてる荷物を誰がいつ盗むんだと思われることと思いますが、空港のスタッフがあっさりと盗みます

もちろん、そんなスタッフばかりではありません。盗みを働くのはほんの一部の悪いスタッフで、多くの場合はそんな被害に遭うこともなく荷物は戻ってくるのですが、そういう可能性はゼロじゃないということは肝に銘じておく必要があります。そういう部分も含めて、何が起こってもすべては自己責任なのが海外旅行。カメラやレンズなどの機材を預け入れ荷物として預けるべきじゃない理由、少しは伝わったでしょうか?

大事なのは「目的」に合わせたカメラ・レンズ選び

飛行機に乗って旅行(海外旅行は特に!)に行くときは、「カメラやレンズは手荷物として持って行くべきだということ」そして「手荷物には重量制限があるということ」をしっかりと覚えておかなければなりません。

使いたいと思うものを全部まとめて持って行くことはできないのですから、いかにして旅行の目的に合わせたカメラ・レンズを選ぶかが重要になってきます。

全部は持って行けない、でも持って行かなかったことで後悔もしたくない」そんな方に向けた今回のNOTE、ようやく本題。ここからは「こんな旅行にはこのカメラ・レンズ!」というように、旅行の目的に合わせたカメラ・レンズのおすすめを実例を交えながら紹介していきたいと思います。

目的別「こんな旅行にはこのカメラ・レンズ!」

「のんびり観光」系の海外旅行

まずは、時間的にも日程的にも比較的ゆとりのある「のんびり観光」タイプの海外旅行におすすめのカメラ・レンズを紹介します。スケジュールに余裕があるので1日の中にあれもこれもと詰め込む必要がなく、終始ゆったりと観光できる旅行なので、写真や動画の撮影もじっくり楽しむことができます。

そんな海外旅行には、レンズ交換のできるミラーレス一眼タイプのカメラがおすすめです。カメラボディの中に反射鏡を組み込んだ従来型のレンズ交換式カメラ(「一眼レフ」と聞いて頭に浮かべるもの)は、どうしても大きく・重くなりがち。その一方、ミラーレスタイプのカメラは、その名の通りミラー(反射鏡)レス(存在しない)なのでより小さく・コンパクトで・軽いカメラに仕上がっています。

購入した人からの評価も高く、私自身も使っていてとても満足しているカメラ「SONY α7III」などがその代表例です。(SONY α7III 公式ページ

SONYに限らず各社ともに力を入れているカテゴリーなので、思い切って「見た目の良さ」で選んでしまうのもひとつの手かもしれません。「性能とかじゃなくて見た目で選ぶの!?」と思われるかもしれませんが、これ結構大切なポイントで、いくら高性能なカメラでも見た目が好きになれないカメラって自然と持ち出す機会も減っていくんですよね…やっぱり「見た目」って大事。

そうは言っても性能がダメダメだったら本末転倒になってしまうのもまた真実。少しだけ話は逸れてしまいますが、私がおすすめするα7IIIも含め、カメラメーカー各社の特徴それぞれのおすすめカメラを簡単に紹介してみたいと思います。(それはもう知ってるよ!という方は、ざっと飛ばしていただいて大丈夫です)
ここでご紹介するカメラであれば、どれを選んでも旅行カメラとして活躍してくれること間違いなし。各メーカーそれぞれの特色も踏まえながら、ご自身の理想に近いカメラを選んでみてください。

ソニー(SONY)

  • 万人におすすめできるミラーレスカメラを作っているメーカー
  • 「小さい・軽い・高性能」の三拍子が揃ったカメラ
  • 写真だけじゃなく動画の撮影にも適している
  • 瞳AF(オートフォーカス)機能のおかげで人物撮影(自撮りも!)に最適
  • ボディ内手ぶれ補正などの補助機能も充実
  • コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)のバリエーションも豊富

私が使っているカメラ「α7III」もSONYが販売しているミラーレスカメラです。長く使っていますが不満らしい不満はひとつもなく、いつも安心して使うことができています。SONYの欠点というかデメリットをあえて挙げるとすれば、交換レンズの価格が(他社の同レベルレンズに比べると)やや高めということくらいでしょうか。個人的には価格に見合った性能が備わったレンズばかりだと思いますし、今後もSONYのカメラを使い続けていくつもりでいます。SONYのカメラは今現在も複数所有していますので、タイミングがあればレビュー記事の方でも紹介していきたいと思います。

SONYのカメラの中から旅行向きのおすすめ機種を選んでみます。いずれも公式サイトの商品紹介ページリンクを付けていますので詳しい仕様などはそちらでご確認ください。(※このNOTEを書いている2019年10月現在の商品ラインナップから選んでいます)

  • どんな状況でも対応できる万能な旅行カメラがいい! …「α7III
  • コンパクトさが優先、だけど画質にもこだわりたい! …「RX100M5A(※レンズ固定)
  • コンパクトさが優先、できれば望遠ズーム機能も欲しい! …「RX100M7(※レンズ固定)
  • 旅行動画をメインに撮りたい!(もちろん写真も撮るけど) …「α6600

それぞれ、なぜおすすめなのかをお話していくとそれだけでひとつの記事になってしまうほどの内容となってしまいますので、今回のNOTEでは割愛します。気になる機種やお悩みポイントなどがあればコメント欄で質問いただければ個別にお返事できると思いますので是非お寄せください◎

キヤノン(Canon)

  • 言わずと知れたカメラメーカー、初心者向けのカメラもしっかりラインナップ
  • 温かみのある表現に秀でていて人物撮影に適している
  • 交換レンズの種類が豊富
  • オートフォーカスの性能(速度)が良い

SONYの「α7III」を購入するまではずっとキヤノン(Canon)のカメラ・レンズを使っていました。いずれも反射鏡が組み込まれたいわゆる一眼レフカメラだったのですが、堅牢性も高く、うっかりぶつけてしまったり小雨に打たれてしまったりしても何の問題もなく動き続けてくれました。交換用レンズも数多く揃っていて困ることはありませんでした。(豊富すぎて悩むことはありますが…)

ポートレート(人物撮影)に適しているとされていますが、実際、撮影した写真はどれも温かく、ふんわりとした印象(もちろんピントはしっかり合っています)が感じられる写真ばかりでした。小さなお子さんを連れての旅行や、旅先での何気ないポートレートを撮っていきたいと考えている方であれば、キヤノン(Canon)のカメラも候補に入れていいかもしれません。

先ほどと同じように、キヤノン(Canon)のカメララインナップからも旅行向きのおすすめ機種を選んでみます。キヤノンは一眼レフカメラも充実していますが、あくまでも旅行用カメラということで軽さを重視して、ここではミラーレスカメラをメインにセレクトしています。いずれのカメラも「さすがキヤノン…」と唸ってしまうような使い勝手の良さと機能性が備わっている優秀なカメラです。

  • 安心して使えるオールマイティな旅行カメラが欲しい! …「EOS R
  • もう少し小型で手の小さな女性でも使いこなせるカメラはないの? …「EOS RP
  • もっと気軽にいつでもサッと持ち出せるようなカメラがいい …「PowerShot G7 X Mark III

ニコン(Nikon)

  • キヤノンと双璧をなす老舗カメラメーカー、カメラ本体の堅牢性がとても高い
  • 自然な色合いを重視しており、見たものをそのままの色で正確に切り取ることができる
  • 交換レンズの種類が豊富
  • オートフォーカスの性能(精度)が良い

ニコン(Nikon)のカメラは学生時代に使っていました。フィルムを入れて撮影するフィルムカメラと、今だとコンパクトデジタルカメラに分類されるようなデジタルカメラを交互に使って写真を撮っていました。学生時代だったこともあって、好きなだけ撮影して好きなだけ現像・プリントするということはできませんでしたが、ドキドキしながらシャッターを切り、プリントされ仕上がってきた写真を見る度に舞い上がっていたことを覚えています。

いま現在ラインナップされているカメラはいずれも使ったことがないので、公開されている仕様情報や実際に使っている方のレビューを元にニコン(Nikon)のおすすめ旅カメラを選んでみます。機会があれば店頭で手に取ってみるなどして私個人としてのレビューや感触もご紹介できればと思います。ニコンのミラーレスカメラはまだそれほど多くないので違いも分かりやすく、選びやすいかもしれません。

  • 見たものをそのまま残したい!ベストな旅行用カメラはどれ? …「Z 6
  • ニコンのカメラを使いたいけどもう少し軽い旅行カメラがいい! …「Z 50

パナソニック(Panasonic)

  • 交換レンズのクオリティが高い(Leicaレンズ)
  • ミラーレスカメラに特化したラインナップなので迷いにくい
  • 動画撮影に適したミラーレスカメラを多く取り揃えている

パナソニック(Panasonic)のミラーレスカメラもSONYのα7IIIと合わせて使用中です。私が使っている機種は「GH5S」と呼ばれているもので写真撮影よりも動画撮影に特化したモデルとなっています。驚くほど美しい映像が撮れるカメラなのですが、写真の撮影にはそれほど向いておらず、動画の撮影にしても本体内に手ぶれ補正機能が搭載されていないので手持ちでの撮影が主となる旅行用のカメラとしてはあまり適していません。

ですのでこの機種を除いたラインナップの中から、旅行用途に向いたパナソニック製カメラを選んでみたいと思います。交換レンズとしてドイツの超有名光学機器メーカー「ライカ(Leica)」のレンズを使用することができますので、レンズのクオリティを重視される方は候補に入れてみてはいかがでしょうか。ピックアップしたモデルの中には他社のモデルに比べやや重いものも含まれています(性能としてはピカイチ)ので、パナソニック(Panasonic)のカメラを検討する際はカメラ本体の重量もしっかりチェックなさってください。

  • パナソニックのカメラで、旅行の写真撮影に最適なカメラはどれ? …「DC-G9
  • 旅行の動画を撮影するのにおすすめのカメラは? …「DC-GH5

富士フイルム(FUJIFILM)

  • 秀逸なレトロデザインのカメラボディ
  • 簡単便利なフィルター機能(フィルムカメラで撮ったような色合いに!)
  • 「個性派」カメラをズラリとラインナップ

あくまで個人的な意見とはなりますが、外観デザインを除くと、これ!という特徴に欠けるカメラという印象を持っています。もちろん性能の高められたカメラもしっかり揃っていますし、旅カメラとしても十分おすすめできるのですが、これまでにご紹介してきたメーカーのカメラに比べると少しだけ印象が薄いんですよね…

それもこれも、しっかりと自分で使い込んだことがないからだと思います。富士フイルム(FUJIFILM)のカメラを愛してやまない方は大勢いらっしゃいますし、皆さん一様にその使い勝手や性能に惚れ込んでいる様子。それだけの魅力があるはずなので自分でも一度は使ってみたいなと思いつつもなかなか…

というわけでこちらもこれまで一度も使ったことのないメーカーですので、旅行カメラとしてはこれがおすすめ!と太鼓判を押すことはできません。ですので今回は、もしも自分が富士フイルム(FUJIFILM)のカメラの中から旅行用カメラを選ぶとしたら、という想定で選んでみました。

  • 旅行にどれかひとつだけ持って行くとしたらどのカメラ? …「FUJIFILM X-T2
  • カメラの価格を考えず自由に選んでOKならどのカメラ? …「FUJIFILM GFX 50S

オリンパス(OLYMPUS)

  • コンパクトかつ性能の良いミラーレスカメラを展開
  • おしゃれな外観デザイン
  • 防滴防塵性能に優れている

オリンパス(OLYMPUS)のミラーレスカメラは女性が愛用しているケースが多い、というイメージを持っています。実際、私の周りでもオリンパス(OLYMPUS)のカメラを使っている女性は多いです。比率で言えばキヤノンやニコンを合わせた数よりも多いのではないでしょうか。使い勝手の良さもさることながら、やはりそのデザインが目を引くのかもしれません。レトロでいて新しい、そんな印象を受けるデザインとなっています。

オリンパス(OLYMPUS)のカメラは、「OM-D」という性能をとことん優先したシリーズと「PEN」という操作性や手軽さといったバランスを重視したシリーズの2つに分けられます。どちらのシリーズにもそれぞれ良さがありますが、あえて「旅行用のカメラ」として絞るなら…という前提で選んでみました。優れた防塵防滴性能も搭載されていますので突然の雨や砂埃のなかでも安心して使用できます。

  • オリンパスの「旅カメラ」ひとつだけ選ぶなら? …「OM-D E-M5 Mark III

リコー・ペンタックス(RICOH・PENTAX)

  • アクションカメラなど特徴的なカメラのバリエーションが多い
  • 「GR」という押しも押されぬスナップカメラを販売している

SONYのミラーレスカメラやキヤノン(Canon)の一眼レフカメラを使う前に使っていたカメラは、ペンタックス(PENTAX)の「k-r」という一眼レフカメラでした。自分の好きな色を組み合わせたボディカラーを選ぶことができたりと楽しいカメラでした。高性能という訳ではありませんでしたが、写真を撮るということを存分に楽しめる良いカメラだったと思います。

そんなリコー・ペンタックス(RICOH・PENTAX)のカメラから旅行におすすめのカメラを選んでみました。特徴的なカメラを揃えているメーカーなので、やや思い切った選び方になっています。決して万能ではありませんが、それぞれの特徴をしっかりと捉えて使えばひと味もふた味も違った写真や動画を残すことができます。

  • ポケットからサッと取り出して目の前の景色を写真に残したい! …「GR III(※レンズ固定)
  • ダイナミックな景色を躍動感溢れる写真や動画で残したい! …「RICOH THETA V(※レンズ固定)

ざっとご紹介してきましたがいかがでしょうか?どれも魅力的でなかなかひとつには絞れないかもしれませんね…
このカメラのこともう少し良く知りたい!と思われるものがあったらコメント欄でお気軽にお尋ねください◎

…と、ここまででお話したのはあくまで「旅行用におすすめのカメラ(本体)」のお話。レンズ固定式のコンパクトデジタルカメラであれば何も問題ありませんが、ご紹介してきたモデルはレンズ交換式のカメラばかり。肝心のレンズがなければ写真も動画も撮影することができません。

大丈夫です。「まだ他にも選ばなくちゃいけないものがあるのか…」と不安に感じることはありません。カメラ本体(カメラボディ)を決めてしまえば、あとは簡単です!(レンズ沼という言葉があるように人によってはここから先も長くて険しい道のりになるですが…)

「のんびり観光タイプ」の海外旅行に持って行くべきカメラのレンズは「広角ズーム」と呼ばれるレンズです。手荷物の重量的に余裕があれば「標準ズーム」と呼ばれるレンズも加えると撮影の幅はより広がると思いますが、個人的に優先したいと思うのはやはり「広角ズームレンズ」です。

「とにかく歩いて巡る」系の海外旅行

続いては「とにかく歩いて巡る」「トレッキング的なアクティビティもする予定」の海外旅行におすすめのカメラ・レンズについてです。どんなカメラ・レンズが適しているでしょうか?

カメラ本体(カメラボディ)は先ほどお話した「のんびり観光タイプ」の海外旅行と同じもので大丈夫です。ひとつだけ気を付けたいことがあるとすれば「カメラ本体の重さ」ですね。当然のことながらカメラ自体の重さは軽いに越したことはありません。とはいえ旅の目的やタイプに応じて、その度にカメラ本体を新しく購入していては大変なことになります。100gや200g程度であればさほど違いは感じませんので、同じものを使っても全く問題はないと思います。
ショルダーバッグタイプのカメラバッグだと長時間の移動でジワジワと重さを感じてしまう可能性があるので、「とにかく歩く」「トレッキングアクティビティに参加する」などの予定がある場合は、バックパックタイプのカメラバッグを使うようにしましょう。

では「とにかく歩いて回るタイプ」の海外旅行を予定している場合、どんなカメラのレンズを持って行くと良いでしょうか?

この場合もおすすめは「広角ズームレンズ」です。広角ズームレンズは標準ズームレンズや望遠ズームレンズに比べて軽い(めちゃくちゃ重い広角ズームレンズもあります…)というのも理由のひとつではあるのですが、そもそもたくさん歩くようなケース・トレッキングのようなアクティビティを楽しむケースで出会う景色は、広大で・壮大で・圧倒的なものであることが多いです。あるいは、異国の地ですれ違う現地の人々の生き生きとした生活感や日本とは全く違う世界像だったりもします。

そうなんです。いずれも標準域(自分の視界と同じくらいの広さ)や望遠域にはとても収まりきれないものばかりなんです。だからこそレンズは「広角ズームレンズ」だけに絞ってしまって、身軽な状態で、目の前に広がる世界・景色に飛び込んだ方が幸せだと思うのです。もちろん体力に余裕がある方であれば替えのレンズも持参して構わないとは思いますが、個人的には広角ズームレンズ1本だけを持ってそのような旅に出たことを後悔したことはないです。

また「のんびり観光タイプ」の場合は、余裕があれば「標準ズームレンズ」を加えても良いかもしれませんねとお話しましたが「とにかく歩く」予定の海外旅行に行く時は、替えのレンズよりも予備のカメラとして「アクションカメラ」を追加する方が良いと思います。GoProやOsmo Pocketなどに代表される、コンパクトながらしっかりと動画や写真を撮影することができるカメラです。いずれも広角よりの画角になっていますのでアクティブに動き回る旅行にはもってこいのカメラとなっています。

たくさん歩いてたくさんのものと出会う」そんなタイプの海外旅行をお考えならば、「広角ズームレンズ+アクションカメラ」で思い出を思いっきり撮り残してみましょう。ちなみに広い画角の写真や動画はSNSとの相性も良いのでお友達やお知り合いの反応もきっと良くなるはずですよ!

「ロングドライブ」系の海外旅行

続いては「ロングドライブ」や「ロングツーリング」を含む海外旅行に行く場合のおすすめカメラ・レンズについてです。これまでとは異なりメインの移動手段がレンタカーやバイクとなるシチュエーション。現地に赴くまでの間は他のシチュエーションと同じなので手荷物の重量はしっかりと調整する必要がありますが、旅行先に到着したあとは重量的な余裕とキャパシティは大きく取ることができます。

前述した2つの例だと本格的な三脚やジンバルなどの補助機材は持ち運びに苦労するためなかなか厳しいものがありますが、車やバイクでの移動となるとそれらの機材も難なく持ち運ぶことができます。アメリカ大陸の横断なんて最高かもしれませんね!言葉を失ってしまうような星空に出会った時も、三脚があれば安心してカメラを構えることができます。撮影をお願いする人が誰一人としていない荒野の真ん中であっても、三脚があればいくらでも自分たちをフレームにいれた写真や動画を撮ることができます。

レンズにしても、海外旅行における基本レンズと言っても過言ではない広角ズームレンズだけでなく、望遠ズームや単焦点のマクロレンズだって余裕で持ち運べます。(必要かどうかはさておき)
サブカメラも持参できますね!長い移動中に万が一メインのカメラが動かなくなってしまったとしても、レンズを使いまわせる予備のカメラがあれば何も問題ありません。備えあれば憂いなし。ひょっとすると一番贅沢な旅かもしれませんね。

「長期滞在」系の海外旅行

「ロングドライブ」「ロングツーリング」の場合と少し似ていますが、海外に数週間・数ヶ月と長く滞在するケースではどうでしょうか?どんなカメラ・レンズが適しているのでしょう。

比較的長い期間旅行先に滞在できるような旅行プランを計画している方であれば「単焦点レンズ」を持って行かれることをおすすめします。もちろんこれまでの例と同じように広角や望遠のズームレンズを持参してもいいのですが、ズームレンズは「とっさの場面でレンズを交換することなくある程度の瞬間を切り取ることができる」という「対応力の広さ」がメリットである反面、画質や表現力・ボケの表現などではどうしても単焦点レンズに劣ります。これはレンズの構造上、仕方のないことです。

その時々に出会ったものをその瞬間で写真や動画に収めなければならない場合はズームレンズはとても効果的ですが、しばらくの間そこに留まっていられるような状況であれば撮影のチャンスは一度だけではありません。また別の日にそこを訪れて、正しく選んだ単焦点レンズを使ってしっかりと納得のいく撮影を行うことができます。

まとまった期間を海外で過ごしながら撮りたいものを撮るなんてこと、なかなか難しくはありますが時間を作って一度くらいは楽しんでみたいものです。(すっかり味をしめて長期滞在にハマってしまう可能性もありますが、それはそれで生き甲斐にもなって楽しそう)

(番外編)「写真よりも”動画”を撮りたい」系の海外旅行

ここからは番外編。番外編の1つ目は「写真よりも動画をメインに撮影しよう」と思っている海外旅行の場合です。どのような動画を撮りたいのかによって変わってきますが、Youtubeに公開されているような旅行動画(VLOGのような動画や映画のワンシーンのような、いわゆるシネマティックな動画など)であれば、私のおすすめする理想のカメラ・レンズ(+補助機材)の組み合わせは次の通りです。

  • カメラ本体(カメラボディ)(※理想は2台)
  • 広角ズームレンズ(フルサイズ換算で16-35mmくらいのレンズ)
  • 単焦点広角レンズ(フルサイズ換算で24mm前後のレンズ/F値が小さければ小さいほど良い)
  • 望遠よりの標準ズームレンズ(フルサイズ換算で24-105mmをカバーするレンズ)
  • ジンバル

トータルするとそれなりの重量になりますね…(笑)それでも理想を言えば上記のような組み合わせでカメラ・レンズを持っていきたいところです。

基本的にはメインカメラに単焦点広角レンズを付けっぱなしにする作戦。標準域の単焦点レンズ(フルサイズ換算で35-50mmくらいのレンズ)でもいいのですが、例えば腕を伸ばして自撮りをしながら歩いたりしようとすると、標準域のレンズではフレームに収まりきれないことがあります。また、仮に収まっていたとしても今度は背景(周りの景色)があまり入らずに「どこで撮ったのこれ?」という残念な映像になってしまう可能性もあります。メインの映像はすべてこのメインカメラで撮ってしまって、それ以外のシーンはサブカメラで(サブカメラを持って行かない場合は都度レンズを交換しながら)撮っていきます。

サブカメラがあればレンズを交換する手間を省けますし、ジンバルの設定もある程度固定することができます。「かっこいい映像だなぁ」と思ってしまう動画は必ずと言っていいほどいろんな画角(レンズ)を使って撮影されています。もちろん編集ソフト上でズーム(トリミング)する方法もありますし、場面場面の繋ぎ方(トランジション)でよりカッコよく魅せることができますので、とにかくたくさんの画角で撮ればいいんだという単純な話ではありません。ですが動画を撮影する時は「画角」のことも頭の隅に置いておくと、旅を終えて動画を観返す時により楽しむことができるはずです。

(番外編その2)私が実際に持ち出したカメラ機材について

番外編の2つ目は、私が実際に旅行へと持ち出したカメラ・レンズ機材のご紹介です。ここまで長々とシチュエーションごとにおすすめのカメラ・レンズについてお話してきましたが、どれも言葉で説明するばかりでちょっと分かりづらい!と感じていらっしゃる方もいるかと思います。最初からそうしろよ…って話なんですけど、実際に私が持ち出した機材を見ていただくことでより具体的に想像していただけるんじゃないかと思いまして。

「7kgの手荷物」の一例として冒頭でご紹介した写真ですが、それぞれに番号を付けて順にご紹介していきます。海外旅行に行く時に持っていくカメラ・レンズ機材の参考例としてご覧いただければと思います。「旅行期間は10日間。動画をメインに写真もぼちぼち撮っていく」というシチュエーションです。

私が海外旅行に持っていったカメラ・レンズ機材

私が海外旅行に持っていったカメラ・レンズ機材
私が海外旅行に持っていったカメラ・レンズ機材

私が海外旅行に持っていったカメラ・レンズ機材の紹介

どの機材も、機能性はもちろんのこと重さやサイズ感に至るまで徹底的に吟味して選び抜いたもの(大げさ)ばかりです。ダメな商品にもすごく当たってしまって、ここに来るまでめちゃくちゃ遠回りしました…長かった…
価格や買った人のレビューも合わせてご覧いただけるように、Amazonの商品ページリンクも載せていますので詳しくご覧になりたい場合はそちらでご確認いただければと思います。スペックが気になるカメラ本体やレンズについては、より詳しい情報が確認できるよう公式サイトの商品ページリンクを掲載しています。

1.ピークデザイン(Peak Design)スライドライト(ブラック)
α7IIIに取り付けて使っているカメラストラップです。三脚が使えないような状況で動画を撮影する時にはストラップを突っ張るようにしてカメラを構えることで手振れをより抑えることができます。

2.Joby ミニ三脚 ゴリラポッド 3K
雲台付きのセットで購入したのですが、後日アルカスイス(ARCA-SWISS)互換のプレートが付属した自由雲台(Leofoto LH-25)に交換しました。見た目よりずっと軽く使い勝手の良いミニ三脚だと思います。もっと小さくていいんだけどな…という方であれば、マンフロット(Manfrotto)のミニ三脚 PIXIがおすすめ。軽くて小さくて価格もお手頃という文句なしのミニ三脚です。

3.K&F Concept 可変式 NDフィルター
光量を自由に変更することができる可変式のNDフィルターです。K&F Conceptの可変式NDフィルターは可変時のムラ(安価なフィルターを使用するとX状のムラが出ることがあります)が発生せずクリアな視界が確保されています。それでいて価格も抑え目。NDフィルターはもうK&F Conceptの可変式フィルターを選んでおけば間違いありません。今回は、ND8からND128まで調整可能な67mmのNDフィルターND2からND32まで調整可能な82mmのNDフィルターの2枚を持っていきました。

4.メインカメラ「α7III」+単焦点レンズ「FE 24mm F1.4 GM」
現在のメインカメラSONY α7III。今回は24mmの単焦点広角レンズ(FE 24mm F1.4 GM)を基本レンズとして持ち出しました。めちゃくちゃ明るいレンズで広角なのにびっくりするくらい綺麗にボケるし、笑っちゃうほど軽いっていう奇跡みたいな広角レンズ。SONYのミラーレスカメラを使うなら是非とも一緒に使いたいレンズ。このレンズを使うためだけにSONYを選んでもいいんじゃないかと思うレベルです。α7IIIやレンズについての個別レビューもその内ご紹介したいと思います。

5.広角ズームレンズ「FE 16-35mm F2.8 GM」
SONYの広角ズームレンズラインナップは、「FE 12-24mm F4 G」という超広角ズームレンズと「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS」という手振れ補正付きの広角ズームレンズ、そして今回持ち出した「FE 16-35mm F2.8 GM」という明るい広角ズームレンズで構成されています。
「FE 12-24mm F4 G」も実際に使っていてとても面白いレンズだと感じているのですが、あまりにも広角すぎてワイド端(12mm)で撮ると周辺が盛大に流れます。それもひとつの味ではあるのですがレンズの守備範囲として考えるとやっぱり狭い。重量の制限がなければいくらでも持っていきたいところなのですが、今回はより使い勝手の良い「FE 16-35mm F2.8 GM」を優先して、こちらのレンズは候補から外しました。テレ端(35mm)ならば標準域としても使えるので本当に便利です。難点を挙げるとすれば重量(680g)ですかね。軽くは…ない…

6.カメラ用スタビライザー(ジンバル)ZHIYUN(ジーウン) WEEBILL LAB
α7IIIを載せて使っているカメラ用のスタビライザー(ジンバル)です。スタビライザーとしてはとても軽くコンパクトで、セッティングも容易です。使用しない時はアームをロックすることができるので、バックパックにも気軽に放り込むことができます。
α7IIIよりも重いカメラを使う場合や重いズームレンズを使いたい場合はDJIのRonin-Sなど最大積載重量がより大きな機種を使う必要がありますが、今回持参したカメラ・レンズ程度の組み合わせであればWEEBILL LABでも十分対応可能。小型軽量なミラーレスカメラ(一眼レフカメラ)用のスタビライザー(ジンバル)をお探しならWEEBILL LABはかなりおすすめです!

7.RODE(ロード)VideoMicro(ビデオマイクロ)超小型コンデンサーマイク

α7IIIのホットシューに取り付けて使います。嵩張る割に使用頻度はあまり高くないかもしれない…
指向性の高いマイク(マイクが向いている方向からの音を録るのに適してる)なので撮りたいものがはっきりしている時に活きてきます。自撮りシーンで自分たちの声を拾うのも得意なマイクです。サイズは大きく見えますが重量はほとんどありません。

8.DJI Osmo – DJI FM-15 フレキシブルマイクロフォン

前述のRODE VideoMicroは指向性の高いマイクですが、こちらは指向性がなく、周囲の音を満遍なく拾ってくれるマイクです。雑踏や自然の中を歩いている時の環境音を録るのに適しています。もちろんカメラ本体のマイク(内蔵マイク)でも音は拾えますが外部マイクの方がよりクリアに収録することができるので、旅の雰囲気をそのまま残したいと思う時は外部マイクの使用を検討してみましょう。

9.ZOOM(ズーム)ハンディレコーダー H1n
XY方式のステレオマイクを搭載したハンディレコーダーです。バッテリー充電式ではなく単4形乾電池(または充電池)で稼働する機種です。都市部であればどこでも乾電池は入手できそうですが、そうでない場所では万が一の電池切れに注意が必要です。
動画の撮影に合わせて使用することもありますが、個人的には歩いている時や街角の喫茶店などで休んでいる時に周囲の音を録る(話し声、車の音、クラクションなどなど)ことの方が多いです。あとは単純にメモ代わりに使用することもあります。(立ち止まってスマホや紙にメモを取るよりも歩きながらレコーダーで録音する方が早いし手軽なので)

10.Peak Design(ピークデザイン)プロパッド PP-2 + キャプチャー ブラック CP-BK-3
Peak Design(ピークデザイン)のプロパッド(PP-2)とキャプチャーのブラック(CP-BK-3)です。別々に購入したんですけどセットでも売ってるんですね…もっと早く知りたかった…
これもめちゃくちゃ便利です。個別レビューも書きたいくらい。カメラを持って街歩きをすることが多い方なら買って絶対に損なしです。首にカメラを下げて歩くより、肩にかけて歩くより、断然こちらがおすすめ!(疲労感が全く違います)

11.DJI Osmo Pocket(オズモ・ポケット) + DJI Osmo Pocket NDフィルターセット
ドローンなどでも有名なDJIが販売している4K対応のスタビライザー(ジンバル)付きカメラ・Osmo Pocket(オズモ・ポケット)とOsmo Pocket専用のNDフィルターセット(専用ケース付き)です。
正直、もう旅先での街歩き動画は全部これひとつでいいんじゃないか…と思ってしまいそうになるほどよくできたカメラだと思います。日中に外を歩きながら撮影すると明るすぎて白飛びしてしまうことがあるので、NDフィルターセットも持っておくと安心です。サングラスのようにカメラのレンズ部分にスッと取り付けるだけ(フィルターの周囲が磁石になっていてレンズ部分にピタッとくっ付いてくれます)というお手軽フィルターなので、NDフィルターに馴染みのない方でも簡単に使いこなせるはず。

12.ZHIYUN(ジーウン)WEEBILL LAB グリップ&三脚(WEEBILL LABの同梱付属品)

WEEBILL LABに取り付けて使います。三脚として使うというよりもグリップとして使うことの方が多いです。

13.HAKUBA(ハクバ)レンズペン3【レンズフィルター用】 KMC-LP14G

レンズのメンテナンス用品と言えば、ブロアー・レンズペーパー・レンズペンというのが定番ですが、ひとつだけ持っていくとしたらやっぱりレンズペンかなと思っています。小さいは正義。バッグに余裕があればブロアーも持参したいところですがレンズペンだけでも案外なんとかなります。レンズには常に何かしらのフィルターを取り付けているのでこちらのペンもフィルター用。(レンズ用とフィルター用で異なりますので初めて購入される際は気をつけてくださいね!)

14.ZHIYUN(ジーウン)WEEBILL LAB 予備バッテリー

特に説明が必要なものでもないのですが、スタビライザーの予備バッテリーです。スーツケースなどにバッテリーチャージャーも入れて持っていく場合は予備バッテリーはなくてもいいかなと思うのですが、それほど嵩張るものでもないので念のためにと持っていきました。

15.Newer IR ワイヤレスシャッターリリースリモコン(Sony αシリーズ用)

α7IIIでも使えるワイヤレスシャッターです。あまり使用頻度は高くないもの(でも持ってるといざという時にめちゃくちゃ便利)なので純正リモコンではなく、より安価なこちらのリモコンを使用しています。めちゃくちゃ安いですけど普通に使えます。スマートフォンを接続すればリモコン代わりにもなるのでわざわざリモコンを別に用意する必要はないのかもしれませんが、シャッターを切るだけならリモコンの方が圧倒的に使いやすいです。

16.11インチ iPad Pro スペースグレイ(256GB/Wi-Fi+Cellularモデル)

仕事でもプライベートでも毎日使っているタブレット・11インチ iPad Pro。ひとつ前の10.5インチ iPad Proを使っていた時はノートPC(13インチ MacBook Pro)が手放せなかったのですが、このモデルを使うようになってからはノートPCの出番が確実に減りました。iPad OSが登場してからさらに便利になったのでよほどの長期旅行でもない限り旅行にノートPCは持ち出さないかもしれません。
次でご紹介するiPad Pro用のUSBハブとこのiPad Proさえあれば出先で困ることはほぼ無いのでは。格安SIMがどこでも手に入る時代、iPad Proを購入するならSIMフリーのCellular(セルラー)モデルが断然おすすめです。

17.HyperDrive iPad Pro用 6-in-1 USB-C HUB ハブ(スペースグレイ)

こちらも個別レビューでご紹介したいと思っているアイテムのひとつ、iPad Pro用のUSBハブ(USB-C接続)。「フルサイズのHDMI/USB-C/USB-A/3.5mmステレオミニジャック/SDカードリーダー/microSDカードリーダー」の計6端子を備えています。ひとつだけ残念なポイントを挙げるとすればSDカードリーダーがUHS-IIに対応していないこと。それ以外は文句なし満点です。

18.SANDISK(サンディスク)エクストリームプロ SDXC UHS-II カード 64GB(計3枚)

α7III用で使用している記録メディアです。タイトルには「UHS-II」とありますが、実際はUHS-I対応のSDカードが1枚にUHS-II対応のSDカードが2枚という組み合わせ。UHS-IIに対応する2枚が動画撮影用、もう1枚が写真用という形で使い分けています。UHS-II対応のSDカードがもう少し手頃な価格になればいいんですけどね…

19.Satochi Type-C アルミニウム UHS-II Micro/SDカードリーダー(スペースグレイ)

前掲のUSBハブにもSDカードリーダーは付いているのですが残念ながらUHS-IIには未対応ということで、UHS-IIに対応したカードリーダーを別に用意しました。別に用意するほどでもないのかもしれませんが転送速度が圧倒的に違うので、とにかく高速な方が良いという方はUHS-IIに対応したリーダーをお求めになることをおすすめします。

20.SANDISK(サンディスク)エクストリームポータブルSSD 1TB

そもそもなんで旅先にSDカードリーダーが必要なのって話なんですが、理由は単純でSDカードがいくらあってもすぐにいっぱいになってしまうからです。すぐにいっぱいになってしまうので、寝る前の時間とかにiPad Pro経由(実際はSDカードからSSDにダイレクトにコピーしています)ですべてこのポータブルSSDに保存しています。
大容量外付けHDDで有名なLaCie(ラシー)から「DJI Copilot」というポータブルHDDとSDカードリーダーが一体になった商品も出ているのですが、ちょっと高すぎる&耐衝撃性に優れた作りになっているとはいえ中身は結局HDDであるという点から二の足を踏んでいます。SSDに比べて重いのも旅行用の機材としてはちょっと選びづらいかもしれませんね。

21.SONY リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100(α7III用 予備バッテリー)

α7III用の予備バッテリー。すでに注文済みであとは届くのを待つばかりというα6600でも使用可能なのでもう1つくらい追加してもいいかなとも思ったり。社外品にも評価の高いものがあるようなので実際に購入して使ってみて、問題なく使えそうだぞってことになったら別の記事などでご紹介しようと思います。(ほんと、純正品ってどうしてこんなに高いんでしょうね…)

22.Apple 12W USB電源アダプタ

Apple純正のACアダプター。後述するケーブルを繋いで使っています。もっと良いアダプターはいくらでもあるのかもしれませんが、これはこれでコンパクトだし常にバックパックに入れておく分にはこれで十分かなと思っています。スーツケース持参の時はAUKEYのACアダプター(USB-A/USB-C)を持っていきます。急速充電、ほんと助かりますよね。

23.Lightning – USBケーブル(0.5m)+ USB-A to USB-C ケーブル(0.5m)
こちらもApple純正のLightning-USBケーブルです。それとエレコムのUSB AtoCケーブルを持っていきました。iPhoneの充電端子がLightningからUSB-Cに切り替わってくれたら、ケーブルも1本で済むんですけどね…

24.六角レンチ(2.4mm)

カメラ底部にピークデザイン(Peak Design)のスタンダードプレートを取り付ける際に使用します。スタビライザーにカメラをセットする際はこのプレートは不要(というかこのプレートを付けたままではスタビライザーにセットできない)なので、都度取り付けたり取り外したりしています。正直面倒くさい…
六角レンチなしでプレートを取り付けられるように、社外パーツを使えばネジ部分をカスタマイズすることもできそうなのでその内やってみようと思っています。

25.モバイルバッテリー

予備バッテリーなどは一通り準備しているのでモバイルバッテリーが必要になることはあまりないのですが、スマートフォンのバッテリー残量がわずかになった時のために忍ばせています。そもそも旅先ではスマートフォンをあまり使わない(道が分からなかったり何か分からないことがあったらすぐ人に聞いちゃう)ので、バッテリー残量がわずかになってしまうこと自体そうそう無いのですが。
ということで特にこだわりなく選んだバッテリー。サイズと軽さ重視で選びました。(メーカー、商品名は不明です…)

…とまぁ今回はこんな感じの機材でした。どうにかもう少し軽くできないものか考え中です。さらによいアイテムやベストな機材に巡り会えた時は、追記するなどしてご紹介したいと思います。

重量オーバー…それでも持って行きたい時は

あれこれとお話してきましたが、中にはあると思うんです。「そうは言っても持っていきたいんだよね…」ってこと。手荷物の重量がオーバーしてるってことは分かってるんだけどあとひとつだけ、このレンズだけ持っていきたい。どうしてもこのノートPCは持って行かなければならないんだ。そういうシチュエーションも時にはあるかもしれません。(ほとんどの人は諦めると思いますが)
そんな時に使える(?)方法をいくつかお話して今回のNOTEを締めくくりたいと思います。

スーツケースの活用

今さら何言ってんだって感じかもしれませんが、1つ目の方法はスーツケースの活用です。例えば今回私が持って行った機材で言うならばゴリラポッド(三脚)やスタビライザー(ZHIYUN WEEBILL LAB/カメラ用ジンバル)はスーツケースで運搬しても特に問題はありません。(場合によってはスタビライザーのバッテリーは別途手荷物に移し替える必要があります)

今回の旅行はスーツケースを使用せず着替えなどはすべてボストンバッグに入れて持っていきました。いくら三脚や比較的強度の高いスタビライザーであってもボストンバッグではさすがに心許ないのでバックパックに入れた状態で持ち運びましたが、スーツケースがある場合はそれらの機材は全部スーツケースに入れてしまえばOKです。 ストロボ(カメラ用フラッシュライト) などを持っていく場合もスーツケースに入れてしまって良さそうです。

スーツケースは故障や盗難の恐れがありますと言いましたが、そんなことを言ってしまうとそもそも旅行自体が成立しなくなってしまう場合もありますので、ある程度のリスクは当然あるものとして覚悟してしまいましょう。

とにかく軽いバッグで

2つ目の方法は、とにかく軽いバッグを使用すること。私が愛用しているカメラバッグ兼旅行バッグはピークデザイン(Peak Design)のエブリデイバックパックですが、このNOTEでも触れたようにそもそもバッグ本体の重量だけで2kgあります。バッグの重量が半分(1kg)になるだけで随分と余裕が生まれます。もう1本くらいレンズを増やしても問題なさそうです。

バッグの重量と保護性能は比例することが多いので、中に入れるカメラやレンズの保護は自分で工夫して補強する必要があります。Amazonなどでインナーケースなどと検索すればカメラ用の保護グッズがたくさん表示されますので、それらを組み合わせながらしっかり保護しましょう。(あれこれ組み合わせ過ぎると普通のカメラバッグを購入するのと何ら変わらない重さになってしまいそうですが…)

最終手段は…

3つ目、最後の手段は…飛行機の座席をもう1つ取ってしまうことです。そうすれば手荷物も倍の数(2つ)持ち込むことができます。自分の隣の席を余分に1つ取れば、すごく小さくて狭い機種に搭乗しなければならない場合であっても少し気が楽になりますね。実際にANAなどでもそのような利用方法は認められています。2席目は「特別旅客料金」で購入することができます。

「貴重品または壊れやすい物なので預け入れ荷物として預けることができず、どうしても手荷物の重量がオーバーしてしまう」というときは2席目を購入してしまうという方法が残されていることを頭の片隅にでも置いておくといざという時に救われるかもしれません。(お財布事情は救われないかもしれませんが)

まとめ

随分長くなってしまいました…さすがに後悔反省しています。海外旅行(&国内旅行)に行く時に持っていくべきカメラ・レンズの選び方や注意点など、ひとつでも助けになっていたら嬉しいです。書き切れなかったことや説明が足りていなかったことなどは追記や別のNOTEでお伝えできればと思います。
疑問や質問などがありましたらお気軽にお尋ねください!できるだけ頑張ってお答えします(真面目か)

それではまた次回の投稿でお会いしましょう。お読みいただきありがとうございました!

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